- 片付けをすると得られるメリット
- 「片付けをしよう」と思える、やる気アップの方法とは?
- モノが捨てられるようになる魔法の言葉を知りたい
- きれいな部屋を維持する!オススメな片付けの方法とは?
✔️部屋を片付ける最大の目的は、
自分の人生を最大化するということです。
片付けられないと、
- 集中力が途切れる
- 自律神経を崩しやすい
- ものが見つからず、時間の無駄になる
- お金がたまらない
というような、さまざまなデメリットが発生しますよね。
片付け習慣が身につくということは、時間の使い方や仕事のパフォーマンスを上げることにつながり、心身をリラックスさせる環境だって作れます。
私が実践している片付け方法は、誰でもできるカンタンな方法だから、あなたにも間違いなくできるよ。
片付けをすると得られる5つのメリットとは?
物事に集中できやすい環境を作れる
- 「本を読みたい」
- 「勉強をしたい」
と思っても散らかっている机や勉強道具などを見るとやる気が出ませんね。
さらに、不必要なモノが目に入るため、全く集中できません。
2011年、アメリカ・プリンストン大学の研究で、
「部屋を片付けることで集中力や情報処理力が上がり、生産性が高まった」
という結果が報告されました。
散らかっている部屋は人の集中力を低下させ、仕事や勉強の成果に影響してしまうということです。
良いモノ、大切なモノだけが集まり、幸福度が上がる
使ってもいない、これから使うかもわからないモノをいつまでも閉まっておくと場所の無駄遣いに!
部屋を片付けると、自分の周りには大切なモノ、自分にとって良いものしかなくなり幸福度が格段に上がるのです。
だけど、人はなかなかモノを捨てることができません。
それは、心理学でいう保有効果(授かり効果)という現象なのです。
人は、自分の所有している物はお金に代え難いと思う傾向が強くなり、 人は自分が所有している物に対して価値が高いと思ってしまうのです。
ですから、本当は価値がないモノに対しても、保有することで価値があると思い込んでしまうのですね。
これが、モノを捨てることができない人の大きな特徴です。
ストレスが溜まりにくくなり、自律神経が整う
ストレスが溜まる原因として「散らかっている部屋で過ごしている」ということが挙げられます。
散らかっている部屋では、目からの情報量が多くなり、リラックスした環境にはなりません。
一方、部屋の片付けが行き届いた部屋では、常にすっきりとした気持ちで過ごせるでしょう。
また、「片付け」という行動そのものにもストレス解消効果が期待できます。
不要なものやゴミを捨てることで、どんよりとした気分も晴れやかになるはずです。
モノがなくなったり、探し物の時間が減る
部屋が散らかっていると、使いたいものがどこにあるかわからず、1日に何回も探しものをしてしまった経験はありませんか?
人が1日で探しものをしている時間は平均10分と言われています。
これを1か月に置き換えると約5時間、1年で3日!
80歳まで生きるとするなら、240日も無駄になるということですね。
きちんと整理整頓をしていれば、モノを探す必要がなくなり、その分の時間を他のことに費やせるでしょう。
片付け習慣が身につくと、他人に流されず、人生を自分で意思決定できるようになる
片付け習慣が身につくと、
- 「これは自分にとって必要なものだ」
- 「これは自分にとっていらないモノだ」
と判別できるようになるので、自分自身にとってプラスになることを判断する能力が身につくのです。
ですから、「他人の評価のため」や「人がいうからやる」といった、人の言いなりになる習慣を断ち切り、自分の人生を自分で意思決定する能力が身につくのです。
片付け習慣で自分の人生が変わるのなら、やらないと損ですよね。
「片付けをしよう」と思える7つのやる気アップの方法とは?
理想の部屋をイメージする
- 「デザインは白と黒と茶色に統一して、読書がしやすい部屋が理想だなぁ」
- 「広い空間で、デザインに溢れる部屋が理想だなぁ」
このように、自分が思い描く理想の部屋をイメージすると、片付けへの意欲が湧きやすくなりますよ。
自分の趣味や一番落ち着く部屋をイメージして取り組むと良いですね。
私がオススメしているのは、インターネットで部屋の片付け動画やおしゃれな部屋の画像を見るとイメージやすくなりますね。
短時間だけやってみる
理想の部屋をイメージしても、そこに向かうのは、ちょっとずつで良いのです。
まずは、短時間でも良いですから取り組んで見てください。
人は、最初の一歩さえ踏んでしまえば、その後は勢いよく前に進んでしまうものなのです。
つまり、短時間でも掃除に取り組めば、後になって「この場所も気になるなぁ」という気持ちになり、結局掃除をしてしまうのです。
一気に片付けようとせず、片付ける場所を区切って取り組む
「今日中に全部やろう」と思えばやる気になりませんよね。
私がオススメするのは、休みの日の中で、掃除する場所を区切って取り組むと良いですよ。
- 今日は、キッチン周りを掃除しよう
- 今日は、リビングを掃除しよう
- 今日は、玄関を掃除しよう
場所を区切ってすることで、掃除に対するモチベーションも上がりやすいのです。
締め切りの日を決めておく
場所を区切って取り組むにしても、結局やらなくなってしまう恐れがありますよね。
ですから、「この日までには絶対に終わらす」という締め切り日を作っておくと良いでしょう。
Googleカレンダーやリマインダーを活用して、締め切り日を作り、その日から逆算して休みの日にどこの場所を掃除するかを決めましょう。
片付けのやることリストを作る
「さぁ、片付けを始めよう」
と思っても、
「どっから、どうすれんば良いのだ」
と悩んでしまう人は多いようです。
そこで、掃除でやることリストを作っておきましょう。
✔️やることリストを活用するアプリでしたら、『TO DOリスト』がオススメすよ
◯やることリストの例(玄関掃除バージョン)
- 靴を全て外に出す
- 玄関を掃き掃除、水モップの順に掃除する
- 下駄箱を濡れ雑巾で拭く
- 金魚の水槽をきれいに掃除する
- いらない靴は全て捨てる
アップテンポの音楽をかけて取り組む
アップテンポの音楽は、人をやる気にさせる効果があるのです。
スピーカーを準備して、自分の好きな曲をかけて取り組みましょう
片付け後のご褒美を考えておく
人は、ご褒美を用意すると、なんでもやる気になるものです。
掃除を全て終わらすと、普段はできないご褒美を自分に用意しておきましょう。
ヘルメス やる気がみなぎれば、あとは勢いに乗るだけだね。次は、モノを捨てるときに自分に問いかけると良い魔法の言葉を紹介するよ
「モノ」を捨てられるようになる3つの魔法の言葉
もし、これを持っていなかったら、いま、お金を出して買うだろうか?
今捨てるか迷うくらいなら、あなたはお金を出して買わないでしょう。
捨てるか迷っているのは、先ほど説明した保有効果(授かり効果)が原因なのです。
「もし、これを持っていなかったら、いま、お金を出して買うだろうか?」
と問うだけで、この保有効果の減少から抜け出すことができ、「本当はいらないモノ」だと気づくことができるでしょう。
✔️保有効果とは、人は、自分の所有している物はお金に代え難いと思う傾向が強くなり、 人は自分が所有している物に対して価値が高いと思ってしまうのです。
誰かが買ってくれるとしたら売るか?
捨てるか迷っていたら、思い切ってメルカリやヤフオクなんかで売ってしまうのも私はオススメしています。
使っていないカバンや着ていない服でも汚れていなかったり、全然使えそうなら想定以上の値段で売れたりできますよ。
私がものを捨てるときは、大抵この手段を使っています。
そうすると、お金も貯まるし、物は減るし、一隻2丁ですもんね。
3年、5年、10年経っても必要になっているのか?
今、あなたが持っているものは、未来でも絶対に使っていると思えますか?
もし、物入れにしまって、3年後も5年後も物入れから出てきてないと想像できるなら、捨てるか売ってしまいましょう。
もう散らからない!きれいな部屋を維持する5つのステップ
- ステップ1 とにかく全部出すことから始める(出す)
- ステップ2 必要なモノ・不要なモノを分ける(分ける)
- ステップ3 不要なモノは、全て捨てる(捨てる)
- ステップ4 必要なモノは、定位置を決める(決める)
- ステップ5 写真を撮って、きれいな部屋を保つ(習慣)
ステップ1 とにかく全部出すことから始める(出す)
まずは掃除したい箇所に置いているモノを全部取り出しましょう。
モノを全部出すことで、「自分は何を持っているのか?」ということを把握することができるので、まずは全部出すところから始めるべきなのです。
私がオススメしている方法として、収納スペースを片付ける場合は、1つずつ中のモノを出すのがポイントです。
机の引き出しなど、収納スペースが小さい場所個所を片付ける時に、
一度に全てのモノをまとめて取り出してしまうと、中にあるモノや個数が把握しにくくなるので、全部出すのは、あくまで数を把握するということが目的です。
ステップ2 必要なモノ・不要なモノを分ける(分ける)
収納スペースからモノを全部取り出したら、次にするのは「いるモノ」と「いらないモノ」を分ける作業です。
この作業で、先ほどお伝えした「モノを捨てられるようになる3つの魔法の言葉」を使いながら仕分けすると良いでしょう。
魔法の言葉とは、
- もし、これを持っていなかったら、いま、お金を出して買うだろうか?
- 誰かが買ってくれるとしたら売るか?
- 3年、5年、10年経っても必要になっているのか?
です。
この分ける作業ができなかったら、いつまで経っても部屋が片付きません。
いらないものはとことん捨てていきましょう
ステップ3 不要なモノは、全て捨てる(捨てる)
次に、分けた不要なモノを捨てる作業です。
- 燃えるごみ
- 燃えないごみ
- プラスチック製容器包装
- 再生資源(びん・缶・ペットボトル・紙パック)
というように、ゴミの分別はしっかり守りましょう。
捨てるのに抵抗があるものは、メルカリやヤフオクで売りましょう。
ステップ4 必要なモノは、定位置を決める(決める)
モノの個数を把握し、分ける作業をして、いらないものを捨てることができたら、モノの定位置を決めていきましょう。
✔️収納のポイントは以下の通りです。
- 使用頻度の高いものは、出し入れしやすい場所に収納する
- カテゴリー別で収納する
毎日のように使うモノは、膝の位置から上に置くのがオススメです。
気にならないのでしたら、
カテゴリー別で収納すれば、モノがなくならないのでとても良いですよ。
ステップ5 写真を撮って、きれいな部屋を保つ(習慣)
最後に自分の理想の部屋が完成したら、細かく写真を撮って、写真フォルダに収めておきましょう。
そうすれば、次の片付けの時もラクにできますよ。
片付けに関するオススメ本
おわりに
人は、モノが増えることで幸福感を感じやすいと思いがちだけど、実は違うんです。
不必要なものはできるだけ減らして、大切なものだけを残すことで幸福度が高まると思うのです。
これは、アップルが実践している「引き算の哲学」ですよね。
アップルは、いらないモノをとことん排除して、あのシンプルなデザインと機能性の高いアイフォンが誕生したのです。
私たちは、ついついプラスになることばかりを考えてしまいますが、実はマイナスで考えることも大切です。
片付けの方法も、プラスではなく、引き算の哲学で実践すると、より効果的な片付けができます。
ぜひ、あなたの生活にも、引き算の哲学を応用してみてください。
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