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- 『ファクトフルネス』が理解できる
- 『ファクトフルネス』を読みたくなる
- データに基づき世界を正しく見れる
『ファクトフルネス』は、
「世界って恐ろしいことばかりだなぁ」っていう思い込みを、
正しいデータを基に世界はより良い方向に進んでいること明らかにした本なんです!
つまり、知識不足により間違った世界の見方をしている人たちに対して、知識のアップデートをすることを目的としている本なんです。
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- 第1章【分断本能】「世界は分断されている」という思い込み
- 第2章【ネガティブ本能】「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
- 第3章【直線本能】「世界の人口はひたすら増え続けている」という思い込み
- 第4章【恐怖本能】危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
- 第5章【過大視本能】「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
- 第6章【パターン化本能】「一つの例がすべてに当てはまる」という思い込み
- 第7章【宿命本能】「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
- 第8章【単純化本能】「世界は一つの切り口で理解できる」という思い込み
- 第9章【犯人捜し本能】「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
- 第10章【焦り本能】「今すぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
- 心配するべき5つのグローバルリスク
- 『ファクトフルネス』の感想
第1章【分断本能】「世界は分断されている」という思い込み
世界は、
- 「金持ちグループ」
- 「貧乏グループ」
に分断されているという思い込みはありますか?
アメリカや日本などの、比較的裕福な国もあれば、アフリカやカンボジアはまだまだ貧しい人たちがいると思っています。
こちらのデータを見てください↓↓
女性一人あたりの出産する子供が少なく、5歳まで生存する子供の割合が多いのは先進国の特徴。
女性一人あたりの出産する子供の数が多く、5歳まで生存する子供の割合(出生児死亡率)が多いのは途上国の特徴。
えっ!ほとんどの国が途上国ではないか!
やっぱり世界は分断されているのね!
このデータを見れば、世界は分断されていると勘違いしてしまう人が多いのも当然ですね。
では、このデータの何が間違っているのでしょうか?
実は、このデータは、1965年のものなんです!?
みんなはこのデータを頭に入っているために、分断されていると思っています。
✔️2017年のデータはこちら↓↓
世界は一変しているのがよくわかりますよね。
世界の全人口の85%は、以前「先進国」と名付けられてた枠の中に入っており、残りの15%のほとんどは2つの枠の間にいます。
いまだに「途上国」と名付けられている枠組みの中にいるのは全人口の6%、たった13カ国だけです。
その国々も、いずれ先進国の仲間入りをするでしょう。
かつて世界は分断されていました。しかし、それは昔の話。今はほとんど分断なんかしていません。
世界人口の75%は中所得者の国に住んでいるのです。
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第2章【ネガティブ本能】「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
テロや紛争、海洋汚染や地球温暖化や感染病、加速する自然災害。すぐにバランスを失う金融システム。
このようなニュースばかりで、あなたは世界が悪くなっていると思いますか?
それとも良くなっている?
ニュースでは、このようなネガティブなことばかりで、「世界はどんどん悪くなってきているのではないか」という勘違いをほとんどの人がしています。
最初のクイズを思い出してみてください。
◉世界の人口のうち、極度の貧困の割合は、過去20年でどう変わったでしょうか?
◯答えは約半分になったのです。
20年前に比べて、世界の人口の29%だったのですが、今は9%まで下がり、ほとんどの人口が地獄から脱しているのです。
そうです。データでは世界は良くなってきているのです!
さらに世界の平均寿命のデータを見てみましょう↓↓
1960年頃のくぼみは、中国で大量の餓死者が出たからです。正確な数字は分かりませんが、約1500万〜4000万だと言われています。
人口的な大飢饉としては、人類史上最も死者を出していると言われているのです。
しかし、今中国で大飢饉が起きても他の国々が支援を行う仕組み(国際連合世界食料計画)が1961年にできている。
「世界がどんどん悪くなっている」という勘違いを打ち破るには、現在と過去を比べてみれば良いのです。
第3章【直線本能】「世界の人口はひたすら増え続けている」という思い込み
「世界の人口は”ひたすら”増え続けている」の言葉に「ひたすら」というキーワードがかなり勘違いを生んでしまっています。
このグラフを見てください↓↓
人類はとてつもない速度で増え続けていくように見えますね。
これが、人間の思い込みである「直線本能」なのです。
しかし、専門家の研究では、「人口が増えるスピードはすでに緩やかになりつつあり、これから数十年は減速する見込みだ」といいます。
人口は100億人から120億人で横ばいに安定すると研究者は言っているのです。
では、なぜ研究者の間で100億人から120億で人口が横ばいになると予想されていると思いますか?
まとめると以下の通りです。
- 大人の数(15歳〜74歳)が減るから
- 途上国が先進国へと変わり、貧困に苦しむ人が減る
えっ!生きやすくなると子供の数が減るの?
そうなんです。
先進国になると、児童労働は必要なくなり、女性が教育を受け、避妊について学ぶことで避妊具の使い方を学べば、状況は一変します。
男性も女性も子供の数を減らして、その分子供に良い教育を受けさせてあげたいと考えるようになり、必然的に夫婦の間にできる子供の数が減っていくのです。
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第4章【恐怖本能】危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
あなたは、メディアの悲惨なニュースや恐怖を駆り立てるニュースに、心を乱されたことはありますか?
私は、毎日メディアが報道するニュースに、「世界は全然安全ではないなぁ」って考えてしまいます。
『ファクトフルネス』の著者は言います。恐怖本能は、かなり厄介だと。
なぜなら、メディアでは、恐怖本能を刺激することが注意を引くコツだと言っているからです。
恐怖を煽られることは、日常的に多くあるのです。
でも、自然災害はひどくなっているのでは?
このデータを見てください↓↓
データを見ると、自然災害でによる死亡者数は、過去100年前と比べて25%になっているのです。
自然災害で苦しむ人々も先進国へと移り変わることで激減したのです。
考えてみれば、スマホの普及で地震がくる数秒前に知らせがきますし、地震対策も年々強化されていっていますよね。
さらに、災害支援の情報は「リリーフウェブ」というサイトに集まるようになっています。
これは一昔前までは想像もつかなかったような仕組みですよね。
だけど、恐れているのは他にもあると思います。
感染症、テロ、戦争や紛争、飛行機事故。
でも、あなたの生活でそれらで死亡する可能性を見てみたところ、極めて低いように見えます。
「恐ろしい」と「危険」は全く違います。恐怖と思うことは、リスクがあるように見えるだけなのです。
私たちは、正しくデータを見て、正しく恐ることを学ぶべきですね。
第5章【過大視本能】「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
世界の420万の赤ちゃんが死を迎えた。
こんな悲しいニュースがあるでしょうか。本当に恐ろしい話であると私は思います。
赤ちゃんの笑う姿、歩く姿を想像する姿を心待ちにしていた両親が、その赤ちゃんを埋葬することを想像しただけで涙が止まらないですよね。
ですが、冷静になって考えてみましょう。
420万人というデータは2016年のデータです。
実は、1950年には1440万の赤ちゃんが死を迎えていたのです。
1950年から2016年にかけてこれほど赤ちゃんの死亡率が下がったわけです。
もちろん、私は420万人の赤ちゃんもこれから先の科学で救っていくと信じています。
420万人という数字だけを見て絶望する前に、過去のデータを比較することが大切だと『ファクトフルネス』では述べています。
一つだけの巨大な数字や小さな数字を見たときには、比較と割合を考えてみましょう。
その後で、その数字が本当に重要なのかを判断すれば良いのです。
第6章【パターン化本能】「一つの例がすべてに当てはまる」という思い込み
あなたは、人や国を間違って一つのグループに入れてしまっていませんか?
例えば、
お金持ちはみんな散財している!とか
都会の人はみんな冷たい!とか
この間違ったパターン化の本能は、思考を停止させて、理解を妨げてしまうと『ファクトフルネス』では述べています。
世界中の1歳児の中で何らかの病気に対して予防接種を受けている子供はどれくらいいると思いますか?
実は80%の子供たちは予防接種を受けられています。
予防接種を受けるためのワクチンは、工場から子供の腕に届くまで、ずっと冷蔵しておかなければいけません。
冷蔵のトラックが各地の病院までワクチンを届け、それを病院の冷蔵庫に保管する必要があるのです。これを「コールドチェーン」と言います。
つまり、交通インフラ、電力、教育、医療が全て揃っていないと、コールドチェーンが成り立たないので、子供は予防接種を受けられないのです。
実は、裕福な国であるほど、とてつもない勘違いをしています。
なんと、貧しい国があるアフリカなどを貧困層という枠組みで囲い込み、ほとんどの子供は予防接種は受けられないと思い込んでいるのです。
しかし、時代と共に世界は変わっていっていますので、私たちの知識もアップデートをしなければいけませんね。
パターン化本能を抑えるためには、分類を考え直す必要があるのです。
- 同じ集団の中の違いと、違う集団の中の共通点を探す
- 過半数に気をつける
- 例外に注意する
- 自分が普通で、自分以外は普通じゃないと決めつけない
※詳しくは『ファクトフルネス』に書いています。
第7章【宿命本能】「すべてはあらかじめ決まっている」という思い込み
宿命本能とは、持って生まれた国や宗教の行方は決まっているという思い込みです。
歴史を見ればわかるように、社会も文化も変わってきているのですが、
現代の日本の社会でしか生活していない人は、「この世界は今のまま変わることはない」と思い込んでしまっているのです。
ですが、過去を振り返ってわかるように
文化も国も宗教も人も時代と共に変わってきているのです。
例えば、アメリカは世界に比べて優秀な国です。GDPもトップで通過もアメリカのドルが基準となっていますね。
今はアメリカが世界の覇権を握っていますが、この先何百年もアメリカが覇権を握っていると思いますか?
アフリカは貧しい国が多いと思っている方は多いでしょうが、それも昔の話です。
チュニジア、アルジェリア、モロッコ、リビア、エジプトは先進国に追いついているくらい発展しています。
もしかしたら、数百年後はアフリカが世界の覇権を握っていることだってあり得るのです。
そんな先のことは誰もわかりません。
ですが、可能性が全くないとは言えないのです。
時代の変化とともに、全ては変わっていくと考えることが、宿命本能を抑えられるヒントになるでしょう。
第8章【単純化本能】「世界は一つの切り口で理解できる」という思い込み
世界は民族、宗教、思想が絡み合って複雑化していますよね。民族でも宗教でも争いは絶え間なく続いてきましたね。
それを一つの切り口で、解決できるとあなたは思いますか?
世界には、専門家がいますよね。
専門家は、その道のプロということになります。
プロであれば、自分の道が正しいと信じたいし、その分野が世界を理解していると思っていますが、
言い換えれば専門家の道以外は、人並みです。
世界は、一つの専門分野を極めれば理解できると言った単純ではないと『ファクトフルネス』では伝えられています。
「子供にトンカチを持たせると、なんでもくぎに見える」
こんなことわざがありますね。
貴重な専門分野を持っていたら、その分野にこだわって世界を理解しようとしてしまいます。
医療で何もかも解決できるわけではないし、数字だけが全てではないと考えることです。
あらゆる角度から、視点から世界を見ることで、初めて深く理解できてくるのです。
つまり、トンカチだけを使うのではなく、さまざまな道具が入った道具箱を用意した方が良いということです。
第9章【犯人捜し本能】「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
人は、物事がうまく行かない時、何か悪いことが起きた時は、「誰かがわざと悪いことを仕組んだのではないか」と思いがちです。
飛行機事故をパイロットの睡眠不足のせいにしても、次の事故は防げないですし、地球温暖化を中国やインドのせいばかりにするのも間違っていますよね。
物事はうまく行かない時は、「この国が、この人が犯人だ」というより、システムを見直した方が良いということです。
◉梅毒って知ってますか?
これは皮膚病の一種で水脹れから始まって、ただれが骨まで届き、骨が見えてしまう。さらに、耐えられない激痛を引き起こすといいます。
この皮膚病(梅毒)は国によって呼び名が違うのです。
ロシアでは、ポーランド病って呼ばれ、ポーランドでは、ドイツ病って言われました。さらに、ドイツではフランス病。フランスではイタリア病。
だって、フランスの人が自分でフランス病なんて呼ばないですよね。
誰かのせいにしたいというのは、人間の本能なのでしょうか。
第10章【焦り本能】「今すぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
- 「今すぐやらないと、あなたはソンをするよ」
- 「もう次はない!今すぐ行動」
- 「本日限定!大特大セール!」
どこかで聞いたことがある言葉ですよね。
人は、焦らすような言葉をかけられると、それがストレスになって警戒心がなくなり、冷静さを失い行動してしまうのです。
多くの企業は「本日限定!」という言葉を使って人を焦らしていますよね。
世の中には、どうでも良いことをニュースにして人々の不安を煽り、焦り本能を掻きたててますよね。
大切なのは、危険が差し迫っていると感じたら、最初にやるべきなのはデータを整理することです。
データを基に正しく恐れること!
過剰なまでの対策を求められたら、データを基にその対策は必要なのかと思うことです。
ですが、恐れるべき事柄は存在します。
最後に、恐れるべきグローバルリスクについてご説明しましょう。
心配するべき5つのグローバルリスク
感染症の世界的な流行
今はコロナウイルスにより辛い思いをされている方は数多くいらっしゃいますが、人類は何度も感染症と戦い続けていますね。
第一次大戦で世界的に広まったスペインかぜで、5000万人が命を落としました。
5000万という数字は、世界大戦での犠牲者よりもはるかに上回っている数字です。
4年にわたる戦争で多くの人の体力が落ちてることにも関わりがあると思いますが、スペインかぜが流行った年の平均寿命は33歳から23歳へと10年も縮まっているそうです。
感染症の専門家の間では今も、新種のインフルエンザが最大の脅威だというのは共通の認識になっています。
インフルエンザウイルスは目に見えない粒子であるために、地下鉄など密閉された空間であると、同じ車両の人は全員感染する可能性だってあります。
接触しなくても感染するインフルエンザは、恐るべきスピードで世界へと広がるので今でも万全の対策が必要になってくるのです。
感染症は、インフルエンザに限らず、アフリカで猛威を振るっているエボラやHIVなど感染するスピードが強くなくても、一度感染すると、助かる見込みのない感染症もあるのです。
感染力が強くどんな対策も効かないウイルスからあらゆる手を使って自分たちを守ることは当たり前ですがあなたの命を守るためにも重要ですよね。
地球温暖化
温暖化が進み続け、その対策をしなかった地球の最後のシナリオはあなたも想像したくないと思います。
イギリスの産業革命から世界は猛スピードで地球温暖化へと向かっていきました。
地球温暖化の原因はもうわかっています。
それは、石油や石炭を原料とすることで大量のCO2が排出されることや大量の家畜が出すゲップなどが主な原因です。
それに続く森林伐採なども相次ぎ、人類は住みやすい環境を整える中でも地球はだんだんと蝕んでいっています。
地球温暖化の対策は、強力な国際組織(国際連合)がきちんと機能することが必要になります。
さらに、国際連合の方針に従いそれぞれの国が環境保護の意識高めていくことも大切になってきます。
これからの世界のルールは大きく変わります。
石油や石炭の時代が終わりを迎え、電力をエネルギーとし、持続可能な開発目標を指針として世界は進んでいきます。
食事の習慣も、家畜の数を減らすことは肉を食べる習慣もなくなりベジタリアンやヴィーガンの人が世界的に増えていっています。
世界の変化にあなたもついていくために知識をアップデートしていくことは大切ですね。
金融危機
金融バブルがはじけると悲劇が起きる実態は、30代以上の方々ならよくわかると思います。
1991年に日本のバブルが弾けた後は、過酷な労働環境の中、生活も苦しく毎日を送られた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
国の経済がバランスを失い、多くの人が仕事を失うのが金融危機の恐ろしいところです。
世界の最も優秀な経済学者さへも、先の金融危機は予測できずに、その後の過経済の回復についても毎年のように外していました。
バブルはいつどんな時に起きるかは分かりませんし、今がバブルだということに気づく人はかなり少ないのです。バブルが弾けて、「あれはバブルだったのか」と気付くのです。1991年の日本のように。
それは、システムが複雑すぎて正確な予測が取れないからだと言われています。つまり予期せぬ金融危機が起きる可能性は十分あるということなのです。
世界大戦
世界の人々は誰もが幸せや平和を求めているのに、過去に何度も戦争を繰り返してきました。
民族の違い、宗教の違い、文化の違い、土地の奪い合い、資本主義と共産主義。
そのような違いがそれぞれの国にあるのですが、人間には暴力で報復したがる愚かな本能があります。
さらに、やられたらやり返さないと気が済まない国だってあります。戦争がビックビジネスだと思う投資家の方々もいます。
戦争を反対する一方で、世界のどこかで戦争を賛成している人もいることを知っていてください。
しかし、世界は変わりつつあります。
オリンピックも国際貿易も交換留学も自由なインターネットも、人種や国家の境を超えて人と人とが出会う機会が現代ではかなり整ってきました。
多くの文化や違う民族の人と関係を築くことははすごく楽しいし、世界を平和にする一歩だと私は思っています。
戦争は国レベルで行われていますが、個人が世界とつながることも私は平和を望むなら大切なことであると思います。
これからはまずますグローバル化が進んでいきますので、より多くの方々と交流を持たれると世界は平和へと近づいていくでしょう。
極度の貧困
極度の貧困は、今まさに起きている現実です。まさに日々起きている苦しみなのです。エボラが流行している地域も、極度に貧しい国です。
それは、病気の初期に対応できるような医療サービスが整っていないからです。
内戦が起きている地域も極度の貧困がある場所です。若い人は喉から手が出るほど食べ物を欲しがり失うものは何もありません。
だから残酷なゲリラ活動に自ら参加することになるのです。
しかし、世界は良い方向に向かっていっていると伝えたいです。もちろん、極度の貧困地域は現在も無視できない問題ではありますが、極度の貧困から抜け出せない割合はかなり少なくなっていっています。
世界的人口の80%は電気がある生活ができているようになりました。しかし、まだ20%の方々が取り残されている状態です。
今この世界で極度の貧困を味わっている人は8億人います。どうしたらこの8億人が助かるのかも世界は知っています。
必要なのは、平和、学校教育、医療、電気、清潔な水、トイレ、避妊具です。
あとは一歩一歩確実に8億人の方々に届けるだけです。時間はかかりますがそれが今できる最善のことなのです。
『ファクトフルネス』の感想
私は『ファクトフルネス』を読むことで、世界の見方が大きく変わりました。驚きの連続です。
だって、世界は悪い方向に行っている!戦争は絶えないって思っていましたから。
だけど、データを基に見てみると、テクノロジーの普及や医療の進歩で世界はこんなにも進化をして人間を明るい方向へ導いていたのかって感動しました。
人間には生まれ持った本能があります。
さらに、メディアでその本能を掻き立てられ、世界はネガティブな方向ばかりに進んでいると勘違いさせられています。
だけど、『ファクトフルネス』では、ネガティブな方向ではなく、世界は良い方向に進み続けているよとデータを基に教えてくれるのです。
私は、誰もが読むべき1冊だと感じています。
あなたも『ファクトフルネス』に興味を持っていただければ、ぜひ購入して読んでみてください。
大きな感動を味わえるでしょう!
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