- 勉強してもすぐ忘れてしまう
- テスト勉強のやり方がわからない
- 勉強をしているのに成績が伸びない
このように悩んでいる方に一言お伝えすると、
やってはいけない勉強法をやってしまっているからです!
テストの点数が悪いのは、頭が悪いわけではありません!
全ては勉強法で解決できることです。
もしあなたがテストの点数、成績で伸び悩んでいるなら、本記事の書かれている内容をご活用すれば確実にテストの点数が良くなること間違い無いです。
本記事では、科学的に実証されている超効率的な勉強法をお伝えする他に、やってはいけない勉強法もお伝えするので、受験勉強だけでなく資格の勉強や読書など、多くの場面で大活躍できます。
本記事を最後まで読むと、
「そんな方法で頭が良くなるんだ!点数が良くなるのか!」
と驚きの連続かもしれませんが、私はこの勉強を実践してからテストの成績が良くなり、資格の勉強も合格することができました。
知らない方法もあると思いますので、最後までご覧いただき、ぜひあなたの勉強効率をあげてください。
あなたもやっているかも!?絶対にやってはいけない勉強法7選
ハイライトまたはアンダーライン
誰もがやってしまいがちな勉強法として、教科書にアンダーラインを引く方法なのですが。
このように思いがちなんですが、それは完全に間違い!
科学的に実証されているのは、ハイライトやアンダーラインを引くことで、人間の脳は「勉強してこの部分は覚えたんだ」と勝手に勘違いをして記憶することが困難になってしまいます。
つまり、ハイライトを引くだけで、脳が勝手に満足してしまうのです。これはもったいないですよね。
語呂合わせ
よく学校でも、1192(いいくに)作ろう鎌倉幕府って覚えましたよね。
もう1192(いいくに)ではないのですが(笑)
だけど、語呂合わせで覚える方法は、記憶の定着には役に立ちますが、活用できる知識としてはほとんど効果はありません。
重要なのは、歴史の流れを覚えること!
- この年に何が起きたのか?
- なぜそんな出来事が起きたのか?
- その出来事がきっかけで次は何が始まったのか?
活用できる知識を身に付けたいのでしたら、語呂合わせで覚えるのではなく、流れで理解していきましょう。
テキストの要約
「テキストの要約はかんり記憶に残る方補なのではないの?」って思って思ってしまいますが、
テキストを要約するには、
- 情報の全体的な流れを理解する
- テキストの重要なところを掴む
- 要点を1つの短い情報に再構成する
という事が必要になってきます。
このような理解があってはじめて要約する事ができますので、難易度が高い上に時間もかなり取ってしまいます。
それでしたら、他の方法で勉強すべきだと私は思います。
テキストの再読
再読をすれば、多少は記憶に残るのですが、受動的であるため記憶の定着率はそれほど良くありません。
その上、テキストの再読は時間がかかる上に時間もかかってしまいますので、これも効率の悪い勉強法ですね。
重要なのは、「なぜ、そのようになるのか?」を問いながら勉強すること!
つまり、受動的でなく能動的な勉強が必要になってくるわけです。
集中学習
集中学習とは、長時間にわたって1つの科目を徹底的に勉強する手法なのですが、
集中して知識を詰め込んでも定着率は低く、1週間もすれば大半の情報を忘れ去ってしまう事実が多くのデータで明らかになっています。
人間の脳は、大人でも集中力は15分が限界なのです。
そう思った方もいらっしゃると思いますが、90分みっちり勉強したとしても、生徒のほとんどの方は90分も集中していません。
オススメな勉強方法として、分散学習が良いのですが、
それは次の「アクティブラーニング1 思い出す勉強法」でお伝えします。
自分の学習スタイルに合わせる
自分の学習スタイルに合わせるとは、個人の好みや能力によって、勉強のやり方を変えていく方法のことです。
それぞれ勉強の好みは分かれると思います。
計算が好きな方がいれば、歴史が好きな方もいますし、英単語を覚えるのが好きな方もいらっしゃいますよね。
自分の持っている能力を活かして、勉強法を変えていく手法なのですが、インディアナ大学で数百万人のデータ検証を行い、自分が好きなスタイルで勉強をしてみても、テストの成績は全く向上しなかったと報告しています。
だから得意不得意で勉強スタイルを変えるのではなく、本当に効果がある勉強法を実践すべきなのです。
忘れる前に復習する
よくやってしまいがちな方法として、忘れる前に復習する方法なのですが、これではもったいない!
実は、忘れてから復習した方が記憶の定着率が2倍に膨れ上がるそうです。
人間の脳は新しい事を記憶させるために「無駄なことを忘れてしまおう」として、その忘れてしまうことに重要なことも入っている時もあります。
ですが、1度忘れてから思い出そうとする時に脳は、
「これは覚えておかないといけない内容だったんだな、これから記憶しておこう」
と判断し、記憶の定着率が跳ね上がるということは研究で明らかになっていることなのです。
これだけやれば成績が上がる!アクティブラーニング
これまではやってはいけない勉強法を解説してきました。
では、これからが本当に効率的な勉強法をご紹介していきます。
その勉強法は「受け身の姿勢ではなく、頭を積極的に使って学んでいく」という能動的な勉強法です。
アクティブラーニング1 思い出す勉強法
1ページ読んで、ページを閉じる勉強法
「1ページ読んで、ページを閉じる勉強法」とは、積極的に思い出すという勉強法です。
1ページ読んで教科書を閉じ目を閉じ、
「今のページにどのような内容が書いてあったのだろうか?」と思い出してみてください。
この効果は絶大で、テキストの再読と比較しておよそ50%~70%も記憶の定着率があがることが分かっています。
オススメな方法として、マインドマップを活用しても良いかもですね。
1つの単語を繋げていき、その単語に繋がる内容を書いていくことで、自分でテストも作れてしまいます。
ぜひ1度試してみてください。
分散学習
分散学習とは、「復習の間隔を少しづつ伸ばすテクニック」のことです。
「集中学習」や「忘れた前に復習する」ということではなく、違う科目や内容を1時間おきに勉強するという手法です。
勉強したい内容を1時間おきに科目を変えて勉強したら、2日後に復習してください。
次に1週間後に、また1週間後に復習します。
そうすることで、記憶の定着率が上がり、長期にわたって記憶する事ができるのです。
またポイントとして、定期的に休憩はとってくださいね。
人間の脳は、睡眠時やリラックスしている時に、記憶の整理を行ったりします。
お風呂の湯船に浸かっている時に、急に大事な内容を思い出したこととかないですか?
それは、お風呂でリラックスをしている時に、ある程度の記憶の整理がされているのです。
つまり、休憩をせず、集中学習をすると記憶の整理ができずにパンクする事になってしまいますね。
アクティブラーニング2 自分の言葉に置き換える勉強法
ティーチング・テクニック
ティーチング・テクニックとは、自分が勉強した内容を他人に話して学習する方法です。
人の記憶は、アウトプットする環境に置かれた時に、記憶の定着率が向上する事がわかっています。
他人に伝えるには、自分が理解した上に、相手にわかりやすく自分なりの言葉にまとめないといけないですし、それがプレッシャーとなって勉強のモチベーションも上がると思います。
実験で、他の学生に教えるようと思いながら勉強したグループはそうでないグループを比べると、28%以上も記憶力が向上したそうです。
もし、ティーチングテクニックを始めたいと思えば、友達と勉強した分野を休み時間などに話し合っても良いかもしれないですね。
受験生の方は、受験内容を親や兄弟、また友達に伝える方法もありますよ。
「親も兄弟も友達も自分のことで精一杯だよ」という方は、
自分の部屋でこっそり呟くのも良いかもですね。
私がよくやるう手法は、読書の1項目を読み終わった後に、本を閉じて今書いてあった内容を1人で呟くことをやっています。
他人から見たら「大丈夫?誰と話しているの?」ってなってしまうかもなので、自分の部屋に鍵をかけてやるべきですね(笑)
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成績が上がりまくる!勉強効率を上げる生活習慣4選
”1日10分の筋トレを習慣にする
筋トレには、脳を活性化させて情報の処理能力が上がり、集中力も上がることが研究では明らかになっているのです。
脳は、全身に張り巡らされた末梢神経から情報を集めています。
体を動かすことによって末梢神経が集める情報が多くなり、脳がフル回転するのです。
さらに、研究でわかっているのが、筋トレをすれば「マイオカイン」という脳内物質が出ます。
このマイカオインという物質には、
- 肥満改善
- 生活習慣病予防
- 記憶力向上、認知症予防
というメリットがあり、勉強効率を高めるポイントとなるのです。
ハードなトレーニングはいりません。
カンタンなトレーニングでもマイオカイン分泌します。
10分程度の体幹トレーニングでも良いし、ランニングでも良いですので、1度試してみてください。
起床後の2時間で集中力が上がる
人間の脳は、朝起きてから2時間が最も力を発揮することがわかっているのです。
理由は、情報を伝えたり、記憶を定着させたりするニューロンと呼ばれる脳を神経細胞の働きが、朝に活発になるからなのです。
- 勉強効率を上げたい
- 資格の勉強をしたい
- 受験に合格したい
という方には、朝を利用すると良いでしょう。
1日5分の瞑想で集中力が上がる
ライフスタイルに瞑想を取り入れることで、自己コントロール力が向上し、集中力が上がることがわかっています。
人は、1日に約4万〜6万回も無意識に思考してしまっていることがわかっています。
例えば、
- メールが届いていたなぁ
- 腕が痒いなぁ
- 目が疲れてきたなぁ
- お腹すいたなぁ
- 足が痛いなぁ
- めんどくさいなぁ
ということを無意識に考えてしまっています。
あなたも勉強途中に、ふっと、違うことを考えて集中力が途切れてしまったことはありませんか?
瞑想を習慣にすると、この「違うことを考えて勉強の集中が途切れる」ということがなくなるのです。
瞑想は、
余計な思考を一時中断して、「いまに集中する」という感覚が重要です。
そうすると、注意力、集中力、ストレス管理、などの自己コントロール能力が高まり、長時間集中できるようになるのです。
1日、5分でも瞑想を行うことで集中力は変わってきます。
※瞑想を習慣にして、効率よく勉強をしたい方は以下の記事も併せてご覧ください。
- 【1分間瞑想法】瞑想が続かない人へ!人生が驚くほど変わる『1分間瞑想法』の要約!
- 【3分でわかる】グーグル社員が実践する瞑想のやり方とは?『サーチ・インサイド・ユアセルフ』の要約!マインドフルネス実践法
1日7時間以上の睡眠を徹底する
よく勉強時間を確保するために、夜1:00まで勉強するという方もいらっしゃいますが、これは効率が悪すぎます。
私なら、夜の9:00に寝て、朝の5:00から勉強を開始します。
そうすれば、脳はフル回転していますし、インプット率はかなり高くなります。
睡眠時間は、脳の記憶力を高めてくれる重要な時間なのです。
特にゴールデンタイムと言われる22:00〜2:00の間はしっかりと寝るようにしてください。
睡眠の質を上げるには、
- お風呂にしっかり浸かる
- 安眠グッズを買う
- 運動をしっかりする
ということを心がけてみてください。
これは驚き!勉強のモチベーションを上げる方法3選
自然の力で集中力を倍にする
最近の研究では、自然の中で学習をすると集中力ややる気UPの効果があると実証されていきました。
驚くことに勉強机に観葉植物を置くと、記憶力が15%もUPするというのです。
さらに、リラックス効果もうまれ、睡眠の質も上がると言われています。
- やる気
- 集中力
- 記憶力
- リラックス効果
を高めてくれるので仕事中や勉強中には自然の感じられる場所でするのがオススメです。
もし、「自然を感じられるようにする工夫ってあるの?」と疑問に思う人は以下のことを試してみてください。
- デスクに観葉植物を置いてみる(ポトスなど)
- 読書や在宅で行う仕事は、自然を感じられるカフェを選ぶ
- 通勤中は5分でもSpotifyなどのアプリで自然の音を聞く
人間の脳は、狩猟採集時代から全く変化していません。
そのため、テクノロジーの急激な進化に人間の脳はついていけず、副作用としてうつ病やストレスなどを抱えやすくなっているのです。
ですから、日常の中に自然を取り入れることが必要です。
神社やお寺が「落ち着く場所だぁ」と感じられるのも、自然の溢れた場所だからと言えるでしょう。
音楽を正しく使う
あなたは勉強中に自分の好きな音楽、BGMなどを聴いたりしていますか?
これはかなり効率の悪い勉強法になってしまっています。
勉強中に音楽を聴いてしまうと、脳のパフォーマンスは大幅に下がってしまうことは実験でも明らかになっています。
特に自分の好きな曲は、絶対にNGです。
では、音楽をどのように活用すればパフォーマンスを上げられるのでしょうか?
その方法とは、勉強中ではなく、
「勉強の10分前までは聴く→音楽を止めて勉強に集中→休憩中に音楽を聴く」
というルーティーンで勉強をすれば、なんと、勉強の集中力やモチベーションを大きく上げられるのです。
私は、勉強前に『ラルクのREADY STEADY GO』を聴いて気分を高めてから勉強をしています。
好奇心を刺激する
興味深い心理学の研究があります。
それは
人は内発的な動機を持っているときに最も学習効果が高まるのです。
つまり、好奇心を刺激すること!学習の対象に強い興味と情熱を抱くことです。
今は学生だけでなく大人の方までも学べる環境が整ってきましたね。
オンライン教材やオンライン講座なんかも爆発的に普及していき、新しいスキルを学べる場がたくさん生まれました。
英語を勉強にするにしても、簿記を勉強するにしても、エンジニアになるためにプログラミングを勉強にするにしても全てオンラインで学べます。
このようにテクノロジーの進化で学習ができる環境が揃ってきたので、それを大いに活用するべきだと私は感じます。
日々の生活で不安や憂鬱になること、ストレスを抱えている人は新しいことを学ぼうとする意欲が薄れてしまうので、
- このスキルは、自分に大きな貢献をしてくれる
- このスキルを獲得すれば、仕事の幅が広がり、より仕事が楽しくなる
と思ってスキル獲得後の先の未来を想像してみましょう。
学ぼうとする対象に、心を惹かれていて、好奇心に満ち溢れている場合であれば、大きな学習効果を期待できそうですね。
このように、そのスキルが自分の人生をどのように変えてくれるのかをイメージして、学習の対象に強い興味と情熱を抱きましょう。
もっと勉強効率を高めたい人に!オススメ勉強本3選
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