叱ることや褒める子育ては間違ってる!?アドラーが教える正しい子育ての方法とは?

心理学
  • 子育ては、なぜ褒めてもいけないし、叱ってもいけないのか?
  • 子育ては、何を重視して行うべきなのか?
  • 子供とどのように向き合えばいいのか?

本記事では、このような疑問に答えています。

 

褒めてもいけないし、叱ってもいけなかったらどのように教育すればいいのだ!?

子育てで大切なことは何かしら。。

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子育てって本当に大変ですよね。どのように叱ればいいのか、どのように褒めて子供を伸ばすべきなのかという悩みは尽きません。

そうだとすれば、子育ての仕方を変えてみてはどうでしょうか?

それは、褒めないし、叱らないという子育ての方法です。

「そんなことをすれば子供が誤った方向に行くのでは?」と疑問に思う方もいると思うのですが、実は「褒める・叱る」で教える教育の方が誤った方向に進みがちなのです。

本記事では、優秀な心理学者のアルフレッド・アドラーが教えるに正しい子育てのやり方ついて解説していこうと思います。

それではいきましょう

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褒めてもいけないし、叱ってもいけない理由

アドラー心理学で、かなり重要視して言われていることは共同体感覚という概念です。

共同体感覚とは、「対人関係において、互いに尊敬し合う関係を築き、共に助け合いながら社会と調和していくこと」を指します。

その対人関係は、親子関係、夫婦関係、友人関係などあらゆる人間関係を指します。

その関係性を気付き上げるのに必要なのが「横の関係」というものなのです。

横の関係と縦の関係

人間関係には、横の関係と縦の関係というのがあります。

教育の場面において、よく褒めて伸ばすことや叱って教えるということをされていますよね。

アドラー心理学では、子育てをはじめとする他者とのコミュニケーションにおいて「褒めてもいけないし、叱ってもいけない」と伝えました。

褒めることや叱ることは、「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれているからです。

褒めるとか叱るという行為は、無意識的に親子の間に上下関係を築き上げ、子供のことを自分より低く見てしまうことになります。

つまり、褒めることや叱ることの背後には、上下関係という「縦の関係」を象徴していくことになってしまうのです。

人が他者をほめる目的は「自分よりも能力の劣る相手を操作すること」に繋がるので、そこには尊敬も感謝もありません。

縦の関係を築く目的には、他者を操作するということなのです。

ですから、アドラーは賞罰教育を強く否定しているのです。

縦の関係で結ばれた親子関係では、子供は「称賛の欲求」が強くなっていってしまいます。

つまり、「褒められるからやる」「怒られるからやる」という認識が強くなり、自分の意思で行動する自立心がなくなっていってしまうのです。

教育現場でよく見られる子供たちの問題行動のほとんどが「褒められないなら、とにかく目立ってやろう」という思いから起きてくるのです。

ですから、アドラーが提唱しているのは全ての対人関係において「縦の関係」を否定して「横の関係」を築いていくことなのです。

横の関係で必要なこと(勇気づけ)

横の関係を築く上で、叱ることや褒めることが必要ないのは理解できたと思います。

では、横の関係で必要なことは何か?

それが「勇気づけのアプローチ」なのです。

例えば、あなたの子供が勉強をするのに何もやる気を出さず、放置していたとします。

普通なら「勉強しなさい」って叱ったり、「80点以上出したらご褒美をあげるよ」と言って勉強をさせようとしてしまいますよね。

しかし、よくよく考えてみれば子供が勉強をしない理由は「単純に勇気が挫かれている」だけなのです。

つまり、問題が難しかったり、勉強してもテストは全然点数取れないしと考えていたりします。

そんな時に子育てで、重要なのは「勉強しなさい」と上から命令するのではなく、本人に「自分は勉強ができるのだ」と自信を持ち、自らの力で課題に立ち向かっていけるように働きかけるのです。

そのような働きかけは、叱っているわけでもないですし、褒めているわけでもありません。

「馬を水辺に連れていくことはできるが、水を飲ませることはできない」という言葉があるように、課題に立ち向かうのは本人ですし、決心するのも本人なのです。

こうした横の関係に基づく援助のことを、アドラー心理学では「勇気づけのアプローチ」と呼んでいるのです。

純粋に勇気が挫かれているのであれば、その勇気を取り戻してあげるのです。

 

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具体的な勇気づけのアプローチ

勇気づけってどのようにやればいいのだろう。

では、子供ではなく対等なパートナーがあなたの仕事を手伝ってくれたとしましょう。

その時あなたはなんと言葉をかけますか?

普通なら「ありがとう」や「嬉しいわ」と感謝や喜びの言葉をかけるでしょう。

このような感謝の言葉を伝えるのが「勇気づけのアプローチ」なのです。

感謝の言葉で人は勇気を持てるのかって思うでしょう。

アドラーの見解はこうです。「人は、自分には価値があると思えたときだけに、勇気が持てる」と伝えています。

その価値を与えるのが感謝の言葉なのです。

感謝の言葉では、子供がどうしたかということに評価はしていません。

一番大切なことは、他者を評価しないということです。

褒められるということは、人から「良い」と評価を受け、叱られたときは「悪い」と評価を受けたときです。

そして、その行為が、「良い」か「悪い」かを決めるのは、他者の物差しです。

しかし、「ありがとう」や「嬉しい」や「助かった」などは評価ではなく、純粋な感謝の言葉です。

人は、感謝の言葉を聞いたとき、自らが他者に貢献できたことを知るのです。

先ほどの勉強の事例を見ると、子供が勉強する嬉しさを純粋に伝えるのです。

子供が、何か手伝いをしてくれた時に、「えらいわね」と伝えるのではなく「助かったよ、ありがとう」と伝えてあげるのです。

その感謝の言葉が、「自分には価値があるのだ」と思えることができ勇気を与えることになるのです。

人は、共同体にとって有益なのだと思えたときに「私は人のためになっている、人に貢献できている」と思い自らの価値を実感できるのです。

そのような勇気づけのアプローチを行い、子供を課題に立ち向かわせることが子育てをする上で大切なのです。

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おわりに

子育てをする上で、難しい場面がいくつもあります。

どのように伝えればいいのか、学校で問題が発生したときにどのように援助してあげればいいのだろうと思い悩むこともあるでしょう。

そこで、必要なのは、「自分の人生は、日々の行いは、全て自分で決定するものだと教えること。そして決めるにあたって必要な材料(知識や経験)があればそれを提供していくこと」が教育者としてのあるべき姿なのです。

子供が何かの決断をすれば、まずは尊重してあげてその決断を援助してあげるのです。

子供には、いつでも援助ができる用意があることを伝えて、近すぎず援助できる距離で見守るのです。

別の記事で、さらにアドラー心理学を解説している記事がありますのでそちらもご覧ください。

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あなたの人生に光を!ではまた

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